結婚してから5年間不妊に悩まされた猫のきなこです。
私は結婚してすぐに妊娠しましたが流産し、それからずっと子供ができませんでした。体外受精のおかげで妊娠できましたが、高齢出産になって後悔していることがたくさんあります。
私と同じ思いをする人が減ってほしいので、今回その中でも特に後悔している3つをまとめました。
もっと早く不妊治療を受けたらよかった
『子供は自然に任せる』と言う言葉がありますが、35歳を過ぎた人には当てはまらないということを身をもって実感しました。
35歳を過ぎたら高齢出産になるので、自然に任せるなんて悠長な事は言ってられません。
タイミング療法や漢方も試しましたが全く妊娠出来ませんでした。4年後に不妊治療の検査を受けた結果、私たち夫婦は原因不明の不妊と言うことがわかったのです。
そのため体外受精でしか妊娠できないのに、4年間もずっと自然妊娠のタイミング療法を試してしまっていたのです。
結婚してすぐに妊娠し、流産した経験があったため、「あの妊娠は何だったんだろう」と未だに不思議です。いつから私は自然妊娠ができない体になってしまっていたのでしょう。
卵子は1日1日老化し続けています。1年妊娠するのが遅れるだけで流産や赤ちゃんがダウン症になる確率は上がっていくのです。もっと危機感を持って最初から不妊治療を始めていればよかったと後悔しています。
不妊治療をすぐに始めなかった理由は「そこまでしないとできないのかな」というネガティブな感情が邪魔をしていました。不妊治療は『自分が普通とは違う』ということを認めなければなかなか踏み出せません。
しかし「子供が欲しい」と言う思いには代えられませんでした。もし子供が欲しい人がいたら早めに不妊治療の検査を受けることをおすすめします。
高齢出産で不妊治療にお金がかかる
不妊治療にはお金がかかります。一回の検診で10,000円以上飛んでいくことなんてしょっちゅうです。
もちろん市や国からの補助金もありますが、年齢が上がるたびに支給される条件は厳しくなっていきます。
今の夫と出会ったのが35歳と遅かったのでしょうがないのですが、もっと早く子供を産んでおけばよかったと後悔しています。
不妊治療も若いうちに始めた方が成功率も高くなるので、経済的にも負担が少なく済みます。
普通の人は無料で気持ちよく子供ができるのに、私は毎回病院で痛い思いをして治療を受けなければ妊娠できないのはとてもみじめな気持ちでした。
高齢出産になると二人目がむずかしい
高齢出産になると二人目の妊娠がむずかしくなってきます。私は出産した時点で40歳でした。
出産直後は「こんなにつわりと出産でつらい思いをするならもう子供は一人だけでいい」と思っていましたが、子供が三ヶ月くらいになると「こんなにかわいいなら二人目の子供がほしい」と考えるようになりました。
しかし、赤ちゃんの夜泣きや離乳食が始まって子育てにバタバタしている間にあっという間に42歳になり、出産ができると言われている年齢ギリギリの状態です。
今は子育てに忙しく、子供をもう1人持つと言う心の余裕と自信がありません。子供が3歳くらいになったら余裕ができるのかもしれませんが、今は将来的に欲しいと思っても自分の年齢を考えると諦めざるを得ないのが現実です。
まとめ
最近オードリーの春日さん(40歳)が10年付き合った同い年の女性にプロポーズした話がもてはやされていました。
当然のように「子供がほしい」と言っていましたが、高齢で不妊治療を経験した私からすれば「ふざけるなよ」という気持ちでいっぱいでした。
女性が子供を産めるのにはタイムリミットがあります。それは人によって長かったり短かったりするのです。
「35歳でも卵子の状態によっては妊娠が不可能な人もいる」と不妊治療の先生から聞きました。女性が子供を産めるのは当たり前ではありません。
もし結婚して子供をすぐに作ろうとしない夫やなかなか結婚に踏み切ろうとしない彼氏に焦りを感じている人がいたら、私の後悔している内容を見せてあげてほしいです。
「すぐに子供ができない」と悩んでいるなら、後悔しない選択を早めに決断することをおすすめします。
寄稿のお知らせ
コツコツ日記さんに寄稿させていただきました。
タイトルは「お金がなくても結婚できる!節約結婚式で貯金する方法」です!
私達は結婚式にあまりお金をかけたくなかったので、安くするための方法をまとめて紹介しています。お金をかけなくても思い出に残る結婚式をあげることができたので、「お金がないけど将来は結婚したい」と考えている人は是非チェックしてください。
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